作成の経緯
- 燻製を作りたくなりました
- Raspberry Pi 4で、熱電対使えるようになったので測定してみました
燻製の種類について
参考リンク
- 熱燻
- 80℃以上
- 温燻
- 50℃~80℃
- 冷燻
- 25度以下
食中毒について
参考リンク
- 料理の幅が広がる!?75℃1分以上と同等の加熱とは? | 栄養ビギナーズNavi
- 絶対に失敗しない肉料理のコツ!「火入れの科学」-[知識編]|Cooking Maniac
- 「最悪の場合死に至る」ネットにあふれる”牛肉の低温調理レシピ”には食中毒のリスクがある 「余熱で火を通す」という危険な発想 (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
- 食品別の規格基準(食肉製品) – 大阪検疫所食品監視課
- 肉を低温で安全においしく調理するコツをお教えします! | 食品安全委員会 – 食の安全、を科学する
- 低温調理の温度と時間はどう決める?食中毒リスクを最小限にするためのテクニックを管理栄養士が解説! – トクバイニュース
- まず、食品の加熱の基準とは、「中心部が75℃で1分間以上(二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品の場合は85~90℃で90秒間以上)又はこれと同等以上まで加熱されていること」であればよい
- しかし、「中心部75℃で1分以上」を実現するため、高温で肉を加熱すると、肉がパサパサになる
- 細菌もウイルスもタンパク質?
- 50℃から変性が始まり、66℃でアクチンの変性が始まる
- 66℃を超えると、肉汁が流出する
- なお、野菜や魚のタンパク質の温度は、また別温度?
- 「75℃、1分」と同等な条件として、「70℃、3分」、「69℃、4分」、「68℃、5分」、「67℃、8分」、「66℃、11分」、「65℃、15分」となっている
- しかし、「中心部75℃で1分以上」を実現するため、高温で肉を加熱すると、肉がパサパサになる
- 中心部まで加熱殺菌する牛肉(ローストビーフ)は、特定加熱食肉製品で別の温度基準がある
- 特定加熱食肉製品(低温長時間調理食品?)は、63℃で瞬時でよい
- ただし、条件が厳しい。解凍条件や肉の切れ目とかあるとどうだろうか?
- 加熱食肉製品の温度基準の場合
- 中心部63℃で30分加熱必要
よって、中心部63℃30分以上加熱、を目指したい
燻製チップについて
- 試しに何回か燻製してみたが、燻製チップの煙が臭い時があった
- チップ自体の目標温度は 300~400℃ が目標らしい
- ただ、このレベルの温度計は工業用測定器レベル。
- なお、Raspberry Pi と熱電対で測定している例があったので、それで実現を目指した
燻製結果
- 試行錯誤だが、燻製してみた時の温度測定結果は以下の通り
- 5400sec(90分)まではチップ温度直接測定。それ以降は燻製上部雰囲気温度。
- 温度を測定しながら燻製することができた
- 300℃~400℃の高温を測定することができた
- 今は熱電対が1つしかないので、温度を1か所しか測定できない。2か所同時(チップ温度と雰囲気温度)に測定したい

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